こんばんは。
このご時世に今期の決算『ユニクロ上方修正・ニトリ最高益』らしいですね。
大松町のニトリに好奇心で一度行ったことがあるのですが、昔に比べ品質が上がっていましたね。
ターゲットが明確で、価格の設定が巧みだと感じました。
ユニクロについては、今更ですが「安かろう・悪かろう」を払拭し、どんどんイケイケです。
しかし、それでも「安かろう・まあまあ良かろう」程度でニトリも同様に感じます。
建築に関しても「安かろう・まあまあ良かろう」は消費者に受けているように感じます。
ハウスメーカーの「安かろう・まあまあ良かろう」から始まって、
建築家と呼ばれる人でも「安かろう」かどうかは知りませんが、
「まあまあ良かろう」という人が大衆に受けているのが現状のように感じます。
ところが、家具にしても、衣料にしても、表舞台には中々出てきませんが本物の製作者がおり、
そういう人は『誰に対しても』ではなく、『わかる人だけ』を対象にモノヅクリをしています。
私達の建築においても、心からそうありたいと思います。
ただ、消費者からの「受け」というのは、どうしても気になってしまうのですよね。
信じる道には誰も受け入れてくれる人がいないかもしれませんしね。
そうなったら事務所としては破産です。
しかし、それを踏まえながらも、どこまで軸をぶらさずに、
自らの仕事と向き合うのかが一生において重要だと思います。
建築家は商人にはなれません。
仕事帰りに寄ったコンビニにて撮影。
配送トラックのランプの明かりがなんだか気になって。