2009年09月27日

from USA.

こんにちは。
こんばんは。
今日、打合せに沖浜のUSA(変な日本語ですね)に行くと、
場違いな雰囲気で黒ずくめのスーツの男性が立っていました。
「あらあら総理大臣でも来るのかね」と呆れていたら、
これまた黒い車がやってきて、新しく黒い男性達がゾロゾロと降りて来て、
「何事!?」と思っていたら、この度の鳩山内閣において新しく設置された、
行政刷新会議の内閣府特命担当大臣仙谷由人氏が現れました!
総理大臣ではなかったのですが、あたらずといえども遠からず、
現在、大注目の大臣の登場に本当にビックリしました。

以前にも軽井沢に行く途中の大宮駅で、
まずカメラを持った集団が現れて、引き続いて黒い男性達が現れて、
「あらあら総理大臣でも来るのかね」と呆れていたら、
本当に当時の小泉首相が現れて、その時も本当にビックリした覚えがあります。
あの時の小泉首相は本当にオーラに満ち満ちていました。

今日の仙谷氏もこないだまでの仙谷氏とは違って見えました。
民主党に政権が移り、日本が本当に変わっていくのか正直、半信半疑ではありますが、
それでも、これまでの自民党時代の大臣のポストに就くことで満足している政治家達に比べると、
鳩山内閣の面々は自分達のこれからの責務の大きさを感じているのか、
どことなく緊張の色が見てとれ、何かしら時代が動く予感はしています。

USAの去り際に仙谷氏に「頑張れ!」と一言、声をかけようかと思ったのですが、
生来の恥ずかしがり屋のため、ついつい独り言で済ましてしまいました。

もう一度、ここでも言っておきます。

頑張れ!

DSC02259.JPG
夕焼けの写真ですが、新しい日本の夜明けを期待しております。



posted by hara takuya at 03:08| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 原拓也の私生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月23日

自慢してください。

こんにちは。
こんばんは。
シルバーウィークいかがお過ごしでしょうか?
私たちは通常通り働いております。
渋滞?Uターン?
世間から取り残されている感じです(笑)

よく耳にするのは「知り合いにお願いした」という言葉です。
家を建てることにしても、知り合いに大工さんがいたり、工務店があったり、建築家がいたので、
その人にお願いしたという話を今までいくつか聞いたことがあります。
逆の立場で言えば、現在、大先生と呼ばれるような建築家でも初めは仕事がある訳も無く、
友人や親戚の家を設計させて貰うことで、世の中にデビューしていった人は多いです。

そこで気になるのが「知り合いだからお願いしてもらった」場合に、
私たちは、そのお願いに応えるだけの力量を備えているかということです。
もし、力量が備わってない場合には両者の関係が悲しくも壊れてしまう場合もあるかもしれません。
理想は「この人と知り合いで良かった!」というものでしょう。

常々、人柄が良いのは当たり前で、やはり、力量を判断して選んで頂きたいと思っています。
「知り合い」の仕事であれば、普段より、さらに気持ちを込めた仕事ができるかもしれません。
しかし、私たちが願うのは「知人」のより良い幸せであり、
もし、私たち以上の力量を持った同業者がおり、幸せを提供できるのであれば、
どうぞそちらでお願いしてくださいというのが本音です。

けれども、何を求めているのかを理解できる関係が「知人」であり、それは最大の財産だと考えます。
そのために、私たちは「知人の理想」を把握し、
そして、その「知人の理想」を表現できる力を備えることが必要不可欠だと考えます。

私たちも知っています。
知人にモノを頼めないときの申し訳のない気持ちを。
こんな思いをしてもらわないためにも、私たちは私たちの本業を全うしてゆきたいと思います。

私たちは自慢される知り合いになれることを目指します。

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前回に引き続き粟飯原家のライオンくん。
「ねこ鍋」ならぬ「ねこ鉢」になっております。

posted by hara takuya at 02:06| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ガル・Space Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月04日

文化財マイスターが行く。

こんにちは。
こんばんは。
選挙が終わりました。
日本は変わるのでしょうか?

実は所長は文化財マイスターという顔もあり、
重要文化財(建造物)所有者診断支援事業というものにも協力しております。

この度、神山町にある「粟飯原家住宅」という、
国指定重要文化財に指定されているお宅の調査をしてまいりました。
歴史のある家というのは、やはりなんとも言えない魅力があります。
現在では見られない職人の仕事は、
何とかしてこれから新しく設計を行う建築にどこか活かせないものかと思います。

日本には、やはり日本の建築なんですよね。

DNAが「やっぱりコレだよ!」と囁いてきます。

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粟飯原家住宅の、その名も「ライオン」という茶トラくん。
聞き取り調査中の所長の足の上で、すっかり寝てしまいました。
国指定重要文化財で暮らすことのできる猫とは、なんとも羨ましい限り。

posted by hara takuya at 20:55| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ガル・Space Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする