2009年09月23日

自慢してください。

こんにちは。
こんばんは。
シルバーウィークいかがお過ごしでしょうか?
私たちは通常通り働いております。
渋滞?Uターン?
世間から取り残されている感じです(笑)

よく耳にするのは「知り合いにお願いした」という言葉です。
家を建てることにしても、知り合いに大工さんがいたり、工務店があったり、建築家がいたので、
その人にお願いしたという話を今までいくつか聞いたことがあります。
逆の立場で言えば、現在、大先生と呼ばれるような建築家でも初めは仕事がある訳も無く、
友人や親戚の家を設計させて貰うことで、世の中にデビューしていった人は多いです。

そこで気になるのが「知り合いだからお願いしてもらった」場合に、
私たちは、そのお願いに応えるだけの力量を備えているかということです。
もし、力量が備わってない場合には両者の関係が悲しくも壊れてしまう場合もあるかもしれません。
理想は「この人と知り合いで良かった!」というものでしょう。

常々、人柄が良いのは当たり前で、やはり、力量を判断して選んで頂きたいと思っています。
「知り合い」の仕事であれば、普段より、さらに気持ちを込めた仕事ができるかもしれません。
しかし、私たちが願うのは「知人」のより良い幸せであり、
もし、私たち以上の力量を持った同業者がおり、幸せを提供できるのであれば、
どうぞそちらでお願いしてくださいというのが本音です。

けれども、何を求めているのかを理解できる関係が「知人」であり、それは最大の財産だと考えます。
そのために、私たちは「知人の理想」を把握し、
そして、その「知人の理想」を表現できる力を備えることが必要不可欠だと考えます。

私たちも知っています。
知人にモノを頼めないときの申し訳のない気持ちを。
こんな思いをしてもらわないためにも、私たちは私たちの本業を全うしてゆきたいと思います。

私たちは自慢される知り合いになれることを目指します。

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前回に引き続き粟飯原家のライオンくん。
「ねこ鍋」ならぬ「ねこ鉢」になっております。



posted by hara takuya at 02:06| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ガル・Space Design | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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