2007年01月07日

ありがとうソックス。

こんにちは。
こんばんは。

今日、ウチで飼っていた猫の『ソックス』が死にました。
一時期は元気になったのですが、それも束の間で去年の12月27日より再びご飯を食べなくなり、
年は越せたのですが、元旦に突然暴れだし、タンスの上、冷蔵庫の上など高い所に駆け上って、
最後は外に出してくれと鳴き叫ぶので僕が出かけている間に母が外に出してしまいました。
僕は猫は死ぬときは外に出て行くことを聞いていたので、母を責めたのですが、
母はきっと帰って来ると信じていたようです。

しかし、案の定ソックスは帰って来ず、責任を感じた母は近所を歩きまわり、人に聞き込みをして、
1月4日、物置小屋の天井裏にいるソックスをやっとの思いで見つけだしました。
見つけたときは、元旦に見たときよりも、より一層痩せており骨が浮き上がっていました。
体は本当に何も受け付けないらしく、以前は水だけは飲めていたのですが、
それさえも、気持ちでは欲しい様子でしたが、飲もうとした瞬間に躊躇し諦めるという繰り返しでした。
あと、嘔吐がひどく、体に何も入っていないものですから出せるものも無く本当に苦しそうでした。

そして1月7日今朝、朝起きてソックスが生きていることにホッとしたものの、
もう自分の足で歩くこともできなくなっていました。
「ソックス」と名前を呼ぶとそれでも尻尾をバタンと動かしてくれて、涙が止まりませんでした。
目を合わすと、声にもならない声で叫びます。
「助けて!」と言っているのか、「見るな!」と言っているのか、わからず苦しみました。
そして、本日新年第一弾の『まるぞうさんのいえ』の打合せに出かけるために、
ソックスに「行ってくるね、ちゃんと待ってろよ」と声をかけて出かけたのですが、
打合せ後、仕事で出かけていたけど先に家に帰っているハズの母に、
ソックスの様子を聞こうと電話をしたら「死んでいた」という母の返事でした。
それでも、所長と帰りの車の中でソックスは、よく頑張ったなぁ、やっと楽になれたなぁという話をし、
スーパーに寄って、花を買って帰りました。

10月の時点で普段より水を多く飲みはじめ気になり、今までお世話になっていた獣医さんに、
「大丈夫ですか?」と尋ねたところ、
「新陳代謝が良いだけだから心配ないですよ」という返事をもらいました。
それなら、良かったと思っていたところ、どんどん調子が悪くなるのでインターネットで調べたら、
水を多く飲み始めたら『腎不全』の危険信号と書いているではないですか!
気がついたのはもう11月も半ばでした。
新しく違う獣医さんに慌てて連れていくと、
「もう少し早く来てくれれば・・・」と言われました。
悔やんでも悔やみきれません。
自分達の無知もさることながら、どうしても以前の獣医さんが憎くて仕方ありません。
専門家の意見の大きさは絶大です。
それが全てになります。
職業は違えど、設計事務所としても絶対に自分の言葉には責任を持たなくてはならない!
と、改めて心に決めました。
そのためにも、日々勉強をし職責を全うしたいと思います。

知っておられる方も多いかもしれませんが、もし、ご自宅に猫のおられる方は、
猫が普段と違い、水を多く飲み始めたら、信頼のおける獣医さんのところへ
直ぐに連れて行ってあげてください!
猫にとって『腎不全』という病気は常に隣り合わせだと思っていてください。
これ以上、ソックスのような猫を増やしたくありません。

こんな小さな生き物が必死に生きようと頑張りました。
是非、人間も命の重さを知って、精一杯生きて欲しいと願います。
他人の命を奪うなんてもってのほかです。
ソックスはウチの家族に本当にいつも安らぎをくれました。
今、やっと落ち着いて幸せそうに横になっています。
ずっと眺めていると息をしている錯覚に襲われます。
なんで、動かないのか不思議です。
なぜ、ソックスは今日、死ななくてはならなかったのか不思議です。

ありがとうソックス。
よく頑張ったね。
俺も親父もオカンも頑張るから、見守っていてな。
大好きだったよ。
またな。

P1020133.JPG
元気なときのソックスと所長。
ソックスは事務所のアイドルでした。
ワガママだったけど、賢くて、愛想の良い猫でした。
本当に今まで、ありがとうソックス。


posted by hara takuya at 23:59| ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はらぺこさん、こんばんは。
いろいろ大変だったのですね…。
ただ、もらった愛情が深いほど
人は強くなれるはずですよね。
頑張ってください!
Posted by AD at 2007年01月08日 05:20
家族が一人減るって、とてつもなく悲しいですよね。

でもね、
所長さんの笑顔とソックスを見てたら
ソックスははらぺこやさんのお家で
一生過ごせて幸せだったと思います。
いい顔してますもん。

Posted by 裏ベータ at 2007年01月08日 13:15
ソックスはいなくなってしまったのですね。

原さん家族は、さぞ気を落としていることと
思います。

そんなことも知らないで、打ち合わせの
場でいろいろとややこしい相談を
持ちかけてしまい、すみませんでした。(__;

きっとソックスは愛情をかけて
過ごしてくれた原さん一家に
感謝していると思います。

こんなときに、よい言葉が見つかりませんが、
がんばってくださいね。
Posted by まるぞう at 2007年01月08日 15:28
おつかれさまでした。

私は犬を飼いたいと気持ちがあるのですが、
昔の愛犬が死んだ時につらくて、その思いをするのがイヤで踏み出せません。

しかし、亡くなったときにつらいほど、愛されてたんだと思います。
これで世は繰り返すと思います。

ご冥福をお祈りします。

#その獣医は許せませんね。
無責任・無関心で事務的に「作業」をしてるのでしょうが、
医者としての誇りを持って仕事をしてほしいものです。
どんな仕事も最終は「人間」ですね・・。
僕も気をつけなければ。
Posted by さとさと at 2007年01月13日 13:33
>ADさん
ありがとうございます。
愛情ってやはり大事ですよね。
デザインっていうと、どこかクールさを意識してしまいますが、
ホット(温もり)は忘れてはいけないように感じます。

>裏ベータさん
そういってもらえると、救われた気分になれます。
ソックスとの日々は良い思い出として、上手に付き合っていこうと思います。
きっと、ソックスもそれで良いと思ってくれるんじゃないかな?

>まるぞうさん
打合せのことは、気にしないでくださいね。
ソックスはかえって、ひとりになれる時間を待っていたように思うのです。
「誰かがいる間は意地でも死ねないぞ」
「死ぬ姿は見せないぞ」
といった、猫なりの美学があったような気がします。
お気持ちだけで、本当に嬉しく思います。
ありがとうございました。

>さとさとさん
そうなんですよね。
いつも、ペットの最終的な死を思うといつもためらってしまいます。
でも、捨てられている猫とかを見ると、ついつい拾ってしまうのです。
でも、僕は子どもの頃からペットの死に何度かぶつかることで、
命の重みを感じてきたので、それは良かったんじゃないかと思っています。
獣医さんが恨めしいですが、悪気はなかったんだと思います。
悪気がないから許されるものでもないでしょうが、これも運命だったのかと納得しようと頑張っています。
Posted by 原拓也 at 2007年01月13日 18:32
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