2007年04月02日

頂へ。

こんにちは。
こんばんは。
黄砂が凄くて、遠くの景色は全然見えませんでした。
夕方頃は太陽を肉眼で直接見ても平気でした。
それにしても、よく中国から辿りつけるものです。
子どもの頃、父がこれは中国から飛んで来ているのだと
教えてくれたのですが、ずっと嘘だと思っていました。
黄砂が吹くたび工藤静香を口ずさんでしまいます。

ついに『川島の家』もクライマックスが近づいてきています。
最近、所長(父)と『川島の家』を振り返って、苦労話をする機会が増えてきました。
所長にしてみると、「過去最大に苦労した現場」だそうです。
正直、死ぬ想いをしたようです。
確かに、図面を描いている時に「ワシが死んだらお前が後を進めるんだぞ!」と言われていました。
冗談だと思っていたら、本当に死にそうだったみたいです(今だから、笑)
死ななくて良かったです。

それにしても、建築家という仕事は本当に命を削る部分も大袈裟ではなくてあるように思います。
お客さんの大切なお金を預かって、一生を費やす「場」を考え抜き、産み出す仕事なのです。

夫婦は愛を築き、
そして、子を育み、
いずれ、子は巣立ち、
夫婦は残りの人生を豊かに生き抜く。

そんな一生の「場」をほんの僅かの設計期間で考え抜かなくてはなりません。
軽い気持ちでは向かい合えられません。
真剣勝負で立ち向かわなければなりません。

真剣勝負なら斬られることも覚悟の上です。
仕事の上で死ねるのは本望です。
でも、生き抜いてこその仕事です。
愛する家族のもとへ還るのも男の努めでしょう。

『川島の家』も完成間近。
登るべき頂上も目に見えて、もうすぐその頂に旗を突き刺せそうです。
(といっても、家だけが完成で外構工事は残っているのですが・・・)

その頂から見える景色がどんなものか、楽しみで仕方ありません。
その際、黄砂は勘弁していただきたいものです。

R0015010.jpg
足場も取れてスッキリしました。
一番手前がお茶室です。
数奇屋建築も良いものでしょう?


posted by hara takuya at 23:21| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 川島の家 【数寄屋・茶室】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しくブログを拝見させていただいています。
ガル・スペースデザインの
ガルという、名前の由来を教えてください。
Posted by uchスタッフ吉 at 2007年04月06日 18:47
いつもありがとうございます☆
ガル(GALL)は
GLOBAL:全世界の、全体的な
ARCHITECTURAL:建築上の
LIBERAL:自由主義の、進歩的な
LABORATORY:研究室
らしいです。
でも、所長的にもよく説明できない様子です。
なかなか覚えてもらえないのと、聞き取りにくいところがあり、
スタッフとしては困ったところです。
Posted by ガル・Spage Design原 at 2007年04月16日 03:23
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