2008年04月11日

時代を駆け抜け続けろ。

こんにちは。
こんばんは。
桜がひらひらと散っています。
また、来年ですね。

ここ数日は、新しい案件もないのでカオス状態にあったカタログの整理や、
所長が若い頃から関わってきた物件ファイルの整理、
そして自分の机の整理など整理週間になっています。

先日は徳島サティが27年間の歴史に幕を閉じました。
8日には大阪名物のくいだおれが7月で閉店することを発表しました。
そして、徳島で愛され続けたベルも閉店を控えセールを段階的に継続中です。
(あの緑の熊が大好きで、あの熊が泣いている絵を見ると、僕まで泣きそうになります。)

確かに、厳しい時代なのかもしれません。
昔、栄華を誇ったモノほど時代の変化に対応できなかった場合、
旧時代の遺物として、却って大衆に距離を置かれてしまう感じがします。
それは、中島らも氏も著書の中で書いていましたが、大阪の新世界とか神戸の新開地に見られる
"新"がつく界隈ほど時代を感じてしまう悲哀と似ている気もします。

時代を生き抜こうとした場合、その力(貯え)があるうちに、
どんどん変革を繰り返しておかなくてはならないとつくづく思います。
廃れてしまってからでは、時、既に遅く変革する力が残っておらず、
ただ死を待つばかりという例もたくさん目の当たりにしてきました。

この間、経営者仲間であるパッケージ松浦の松浦君が木こりの話をしてくれました。
『勤勉な木こりが毎日毎日10本の木を切っておりました。
毎日毎日、木を切っていましたが、何年も経つと斧が傷んでしまい、
10本が9本に、9本が8本に、毎日切れる木の数が減ってきました。
周りの人は木こりに
「一度、町に行って、斧を修理してもらうか、新しいのに変えたらどうか?」と言いました。
しかし、木こりは
「1日休んでしまうと、木が8本切れなくなってしまう」と言って耳を貸しませんでした。
そのうち8本は7本、6本、5本と減りついに仕事が出来なくなりました。』
という「現状維持=衰退」を説明した内容です。

木こりが1日でも仕事を休んで、自分の仕事を客観的に見つめなおすことができたならば、
町に行って斧を新調するか、もしくはチェーンソーを買うという投資もあったかもしれません。
僕は、この話の中では勤勉さが却って仇になったという部分に悲しさを感じます。
勤勉も一歩間違えれば盲目なんですよね。
所詮、例え話なんですがね。

楽焼は先代の遺産を継承しながらも、必ず新しい形を産み出すことで続いてきたと聞きました。
もし、同じモノをつくり続けていたならば、この現代まで生き残っていなかったのではないでしょうか?

ガル・Space Designもこのままではいつか時代に取り残されて消えてしまうことでしょう。
僕も日々、何かしら模索しています。
この時代に産まれ、この時代に生きたからこそ表現できるモノを残したいと考えています。

それには、整理ばっかりではどうしようもありません。
表現したくてウズウズしています。

ご依頼ドシドシお待ちしております!
今がチャンスです!

R0017656.JPG
これでも片付いた「カタログ部屋」です。
これらの資料をドンドン駆使していきたいものです。
posted by hara takuya at 16:04| ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 原拓也の考える美 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リンクしていただきありがとうございます。
外部環境の変化は早すぎて、私の場合はそれについていこうとするのでいっぱいXAです。
しかし、そんな時代ではありますが、昔からのもので守るべきものはしっかり守っていきたいと思っています。
また、ぜひ飲みにでもいきましょう(笑)
(*・ω・)ノシ
Posted by かっぺ at 2008年04月11日 20:52
いえいえ、こちらこそ!
守るべきものは死守しないといけませんよね。
ただ、「守る」という行為は本当に大変なことだとつくづく感じます。

お酒は場所・時代を超えて愛される良いものです。
また、飲みに行きましょう(笑)
Posted by はらぺこ at 2008年04月12日 10:22
とてもわかります。

たくさんの仕事に追われて夢中で走らなきゃいけない時もありますが、走りながらも後ろを、走ってきた足跡を確認しながら前に進みたいものです。

そして勇気を持って、立ち止まって再確認。

しかしいつもそのタイミングが少し遅い気がするんです。
ほんの少し早ければ.....

と反省。

新しいモノ。
時代が求めるモノをワタシ色で残せていけたらいいな〜
Posted by take at 2008年04月12日 19:29
オッス!
元気ですか。

どういう世界にいても、
どういう局面になっても、
どういう年齢になっても、
とにかくソロで生きていく。
生きていく自分を持った上で、
パーティーに参加していく。
そういうことを意識すると、
わりと状況が変わる気がします。
(沢木耕太郎氏 東大寺講演)
Posted by 千田文子 at 2008年04月17日 10:19
>takeさん
一度、コメントしたのですが、きちんとアップできなかったようです。
遅くなってしまい、ごめんなさい!
takeさんのエネルギッシュな生き方はいつもとても心強く感じています。
きっと何かを残されると信じています!
僕も負けずに頑張ります!

>千田文子さん
一度、コメントしたハズなんだけど、きちんとアップできなかったようです。
遅くなってしまい、ごめんなさい!
コメントありがとうございます!
とても照れくさいです。
沢木氏の言葉とてもわかります。
できれば親父に読んでほしいです(笑)
いつも支えてくれてありがとうございます!
Posted by 原拓也 at 2008年05月13日 15:05
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